第5回にて、リスニング学習法とりわけ、シャドーイング練習法のお話をいたしました。実は、このメカニズムはリーディングの速読法にも用いることができるのです！

　前回、次の英文を意味のまとまり（チャンク）事に区切りましたよね。

In my case, I like to play tennis better than soccer because I have played it since I was 5 years old.

区切り方は人によって多少異なりますが、絶対に区切ってはならないところもあるのでご注意を。

上記の英文であれば、このように区切るのが一般的でしょう。

In my case, / I like to play tennis / better than soccer / because I have played it / since I was 5 years old.

チャンクごとに前から意味を捉えていきます。

「私の場合は、/　テニスをすることが好きです　/　サッカーよりも　/なぜならそれをしてきたから　/　5歳の時から」

日本語の語順とは異なりますが、意味が分からないこともないですよね！？このように、英語のチャンクの順番に、意味を捉えていくことで何度も英文を読み返す必要がなくなり、

目の動きを最小限に抑えることができるのです！

　この速読法は、どのような英文や長文問題にも使えます。

早く読めるように、練習を積み重ねてみましょう！

また、英検においては、特に準1級においては、長文設問に独特な性質がありますよね！？その性質を理解した上で速読できれば、準1級合格もそう遠くありません！

　2020年度第2回英検では、中学3年生の生徒様に英検準1級合格を成し遂げていただきました！

　ILSでは、言語のメカニズムに加え、各資格試験の特性を捉え、生徒様にとって最良の学習法を提供させていただいております。

　次回は、ライティングの書き方をお話いたします。

ライティングは苦手！という声を沢山耳にするので、次回は永久保存版ですね！

乞うご期待を！